皆様こんにちは、特命係長のY原です。今日は寒波の影響でここ三次市上田町にも雪が積もっています。ご来園の際は、十分に気を付けてください。さて、先週私は長野県の方で果樹の剪定講習を受けてきました。りんごチームの3人で8日午前3時30分に農園を出発し、9時間ほどかけて安曇野市のおぐらやま農場に行ってきました。ビジネスに忙しいりんごチームリーダーの平田社長は新幹線で松本駅にご到着し、合流しました。おぐらやま農場の農場長松村さんに案内していただき、りんご、なし、西洋梨、桃、ブルーベリーの栽培方法、剪定方法の講習をしていただきました。松村さんは、無肥料、減農薬を実践している方で、立木仕立てを推奨しています。当園と比較してみると一目瞭然だと思います。

平田観光農園の梨の畑

剪定し棚に誘引しています。

 

おぐらやま農場の梨の畑

剪定は終了していますが、棚もないし誘引もない

 

当園のような棚づくりの畑が一般的で、台風の影響が多い地方では特に棚を使う農園が多いと思います。棚のない立木仕立ては、風で落下する可能性が高く、摘花(果)作業などに支障が出る可能性があるので敬遠しがちです。立木のメリットは、樹が元気になり、病気にかかりにくくなることです。りんご畑も比較してみましょう。

当園のりんごの樹

20年生ぐらいの陽光という品種です。ちょっと元気がない・・・。

 

おぐらやま農場のりんごの樹

40年ぐらいのふじの樹

 

りんごは大きく育てるマルバ台という台木を使うか、小さく育てるわい性台木を使うかで栽培方法が異なります。松村さんは、当初はわい性栽培もしていましたが、樹本来のあり方はマルバ台にあるという信念から今ではマルバ台のリンゴ栽培を推進しています。ちなみに安曇野市で松村さん以外の畑はほぼ全てわい化栽培。一人でもやり続ける芯の太さに感服いたしました。下の写真は10年生ぐらいのりんごの樹の比較です。

当園のりんごの樹

10年生ぐらいのふじ、秋映。

 

おぐらやま農場のりんごの樹

10年生ぐらいのふじ

 

写真を見るだけではわからないですが、松村さんのおいしい果実をお客様に届けたいという想いを強く感じる研修になりました。この日は安曇野に宿泊し、次の日弊社の子会社「果実企画」のある中野市に行きました。当園の加藤常務のお知り合い高橋さんのご紹介で、町田さんのりんご園にお邪魔して剪定方法を学んできました。町田さんは、樹を視て養分の流れを意識して剪定しなさいと言われています。一カ所に集中させない、養分を分散させて全体に満遍なく栄養を流れさせるような剪定方法をされています。

逆三角形を意識した大きなりんごの樹

外に大きく成長し、良い花芽が沢山ついてました。

長野県果樹試験場の超わい化栽培

松村さんや町田さんの農園にありませんが、こういう栽培方法もあるんです。

 

果実企画の長野駅の店舗「ripe」

4年ぶりに来ましたがだいぶ雰囲気が変わりましたね~

 

中央アルプス

帰りの高速道路姨捨SAからの絶景

 

後半は、写真合戦になりあっちこっちしてしまいましたが、長野では大変貴重な講習を受けることができました。自然環境、土壌条件がリンゴ栽培に適しているな~とつくづく感じましたが、三次市上田町でもおいしい果実をお客様にお届けできるようにこれからも精進していきたいと思います。