整枝・剪定についてお話を聞きました



みなさまこんにちは。りんごのりちゃんです!
春真っ盛りの日中は、初夏のように暑い日もありますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

冬から初春にかけての時期に、落葉果樹は、整枝・剪定(せんてい)を行います。
なぜ行うのかというと、

①管理作業をしやすくするため
②美味しい果実を毎年安定して収穫できるように枝葉の成長と結実のバランスを保つため
③枝や葉の茂った所全体に日光が差し込み、また農薬散布がしっかりかかるようにするため

栽培をするうえで欠かせないとても大事な作業なんですね!
そこで今回は、整枝・剪定についてさらに理解を深めるべく、長年に渡りブドウ栽培に携わってこられ、また、農園のご意見番とも言われる加藤専務に、先月、剪定についての独占インタビューを行いましたので、その模様をお届けしたいと思います!



【りんごのりちゃん (以下:り) 】 ブドウの剪定作業お疲れ様でした。今日はよろしくお願いします! ちょっと遠くないですか(笑)?

【加藤専務 (以下:加) 】 ソーシャルディスタンスよ! 距離を取らんとな。

【り】 だいぶ距離ありますよ(笑) それでは早速ですが、剪定についてのお話をお聞きします。



【加】 うむ。春になったけど、ジャガイモはもう植えたか?

【り】 いえ、まだ植えていません。

【加】 春ジャガもいいけど、秋のジャガイモもいいのう。なかでもデジマ(ジャガイモの品種)がおすすめじゃ。あれは肉じゃがやカレーにとても合う。

【り】 専務、ジャガイモではなく、剪定についてのお話をお願いします(笑)

【加】 では『キングダム』を読んだことはあるか?

【り】 漫画やアニメになっているあの『キングダム』ですね。

【加】 あの物語に、王翦(おうせん)という登場人物がおるじゃろう。

【り】 (また関係のない話が始まったなぁ。)






【加】 ちゃんとメモは取ってるか?ここから大事なんじゃ!

【り】 あ、、はい!もちろんです。

【加】 その王翦の「翦」じゃが、あれは剪定の「剪」と同じ意味で、ハサミで切る、決めて切るという意味があるんじゃ。

【り】(すごい!『キングダム』から剪定の話につながるなんて。)



【加】 たとえばこの樹は、今年で14年目になるけど、14年目にしてはとても小さいサイズなんじゃ。 通常の2/5のサイズじゃ。 あの樹は8年目になるけど、あの樹も小さいのよ。

【り】 樹をコンパクトにして育てようということなんですね。小さくして樹勢が乱れたりしないんですか?
(注: 樹勢とは、樹が成長する勢いのこと。)

【加】 その土壌の状態に合った大きさにしているから、樹勢が暴れることはないね。 しっかり肥料をやって育てるなら、もっと大きくもできるけど、(注:平田観光農園では化成肥料はずーっとやっていません。)面積当たり多く植栽することでしっかり収量もあがる。草生栽培だしね。
剪定というのは、樹勢を1〜10の段階に分けたら、6.5を目指して切る。(品種によっては7.5もあるらしいです。) 樹の元気度を数字で言い換えるんだけど、若くてヤンチャな10も、落ち着き過ぎた中年の5もダメなんよ。それぞれの樹勢を見極めて、樹勢が6.5になるように切っていくんだけどその「見極め」と「切り方」が大事なんよね。分からんじゃろ?聞いても分からんのよ。わしもそうだったもん。

連載企画にするか?

【り】 …!Blogランキング3位以内に入ったら是非第二段お願いします!色々、お話しを聞かせていただきありがとうございました!


う〜む、、整枝・剪定は、樹のことだけじゃなく、土のことも考えて切っていかなければいけないんですね。 見えるところだけじゃなく、見えないところも大事ということでしょうか。
果物って、奥が深い。



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このブログを書いた人
則宗 智毅